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- 逆子
概要
妊娠20週台の後半ごろまでは、羊水の量が多いため赤ちゃんは子宮内をクルクルと動きまわっていますが、妊娠28週頃になると、胎児の頭がお尻より重たくなることもあり、頭が下を向けた姿勢(頭位)に、徐々に落ち着いてきます。それでも2~3割は、まだ頭を上にした逆子(骨盤位)です。そのうち8割近くは自然に頭位へと戻り、最終的に逆子のままでいるのは、3~5%です。それでも、週数が進むと頭位には戻りにくくなります。
逆子になる理由は、はっきりしませんが、子宮筋腫や胎盤の位置が低い。また、羊水が多い・少ない、臍の緒が短いなどの逆子の原因と考えられています。
赤ちゃんがどの位置にいても、それは赤ちゃんが選んだ姿勢なので子宮内で苦しいことはありませんが、逆子のほとんどが帝王切開になること、また、まれですが臍帯脱出といって、破水をして臍帯が急に子宮口から飛び出し、赤ちゃんの状態が急激に悪化することがあるので、できれば早目に手を打っておいたほうがよいでしょう。
当院でのアプローチ
当院では逆子の治療に鍼、お灸、アロマを組み合わせて行います。まずは赤ちゃんが動きやすいよう、お腹の緊張をとり、その後、体質などを考慮しながら鍼やお灸、アロマを選び、施術していきます。
逆子に有名な「至陰」や「三陰交」といったツボはもとより、個々にあったツボを選択しホームケアに関してもしっかりご指導致します。
日頃の過ごし方
体質や状況などあったツボを選択し、ご自宅でもなるべく毎日お灸をしていただきます。
お腹の張りを強めないように、穏やかに生活することも大切。お腹の中の赤ちゃんは「自分の居心地のよいところにいる」ともいいます。もしかすると赤ちゃんが頭を下に向けたくない理由があるのかもしれません。もう一度、ご自身の生活を見直すのもいいかもしれません。
患者様の声 ~ 体験談 ~
妊娠35週で、逆子でした。逆子体操とかいろいろ頑張ったのですが、ぜんぜん直りませんでした。天使のたまごに行き、カウンセリングを受けたところ、逆子のツボとお灸を教えていただけて、そこにお灸をし続け、37週で逆子がなおりました!
病院で逆子と言われ、帰宅後パソコンで調べていたときに天使のたまごを発見。すぐに予約しました。はじめての鍼が少し怖かったのですが、その後のアロマにうっとり。次の検診では逆子が直っていました。本当にびっくりで、そしてうれしかったです。出産、産後までよろしくお願いいたします。