今日もよい天気です

ニュースで湘南の海が映し出され、サーフィンを楽しむ風景をみました

とっても楽しそう・・・

そういえば、サーフィン行ってないな~~~~~~

前回、ヒポクラテスの話をしましたが、同じ時代に中国で生きた「扁鵲(へんじゃく)」という名医がいました

ヒポクラテスは血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁という4つの液体を言っていましたが、

古代中国では気の概念が生まれ、気・血・水という考え方が誕生しました

この気・血・水が多すぎたり、少なすぎたり、流れが悪くなることで、病気になると考えてきました

これらを改善するために、中国医学では発汗、瀉下(降ろし出す)、利尿などを使っていました

特に、扁鵲は、病気を全体のゆがみと考え、脈を診察する(脈診)よりも視診(望診)に力を注ぎ、病気はつねに変化するものと考えていたため、先を見越す力もすぐれていたとされています

同じ時代に、同じような考え方を持った医者が、占いや呪いといった医術から脱却した時期でした

こうして、スタートは似たもの(液体病理説)でしたが、次第にふもとを分け合うように進んで行きました

とくに、ヒポクラテスの後に出てきた「ガレヌス」は個体に興味が出てきて、解剖学を研究してきました

ある意味、これが今の西洋医学の源流なのかもしれません

しかし、中国でも「兪腑(ゆふ)」、「華陀(かだ)」という医者は外科手術が得意だったとか・・・

ガレヌスはどのように内臓が動いているのかという「中身」に興味をしめし、反対に中国では、自然と協調すれば健康で、協調しないと不健康というバランスの考え方から、「中身」に興味をあまり示さなかった・・・

こうして、東西の医学が生まれ始めました

少し長くなりました