鈴木です
さっき銀行に行ってきたら、韓国人に間違えられた・・・
おば様がこちらを見ているので、何かついているのかな~と思ったら・・・
「韓国の俳優さんですか?」
えっ!!!
「いや日本人です」
びっくりしました
よく間違えられますが・・・(ピンクのワイシャツにグレーのジャケットだったからかな?)
では本題に戻って
ここ数ヶ月、「おたふく風邪」が流行っている模様・・・
患者様がおっしゃっていました
水疱瘡同様、保育園や幼稚園などでいっせいに蔓延します
予防接種は任意なのでしていないお子さんもいらっしゃいます
予防接種の必要性には賛否両論ありますね!!!
ここで漢方ネタ
予防接種とは、生ワクチンや不活化ワクチンなどを使います
私が病院で勤務していたときは、B型肝炎(不活化ワクチン)は必須でした
では、ワクチンと何でしょうか???
特に強い生ワクチンは、結核やポリオといった怖い病気に使われます
免疫の中でも、細胞性免疫と体液性免疫の両方の獲得ができるため、効果が長いが、副作用も多い
不活化ワクチンは、体液性免疫しか獲得できないので、副作用は少ないが、効果が短い
といった特徴があります
ワクチンの発見から約300年
エドワード・ジェンナーという医師が発見した
私は「免疫学」を好んで勉強していたので、この「近代免疫学の父」といわれるこの人にとても興味を持ったものです
実際は私たちの体に、ウイルスや細菌などをいれるという行為はリスクを伴います
このリスクは副作用ともいえるでしょう
免疫学の大前提で、Aという抗原(アレルゲンともいう)に対してA´という抗体(免疫)が作られる
つまり、AとA1´は免疫反応を起こしにくいということ
インフルエンザの予防接種を考えてみてほしい
もし、型が違えばインフルエンザにかかるのです
しかし、予防接種していなくてもインフルエンザにかからない人、かかる人、
予防接種をしていてもインフルエンザにかかる人、かからない人
この違いに気がつくだろうか???
結局、感染するには個人差があるということです
ではなぜ個人差が生まれるのでしょうか???
それは生まれ持ったもの、日常生活で培ってきたものというわけですね
漢方医学では、先天の気と後天の気、精気とも本とも言います
この両者が私たちの運命を決めているということです
先天は生まれ持ったものなので仕方ないとして、後天は両親の育て方、食事や運動など日常生活がカギとなります
やはり、個人個人、日常をどう過ごしていくか考えなくてはなりません
抗体も白血球も私たちの体の一部です
ワクチンによって作られた抗体も白血球も私たちの体の一部です
ワクチンが病気から私たちを救うのではなく、ワクチンや病原菌といったものを、私たちの体がどう受け止め、どう処理するかが重要なポイントです
薬に頼る前に、まずは体作りからはじめましょう
漢方医学では、病気のときは第1選択として食事、第2選択として漢方薬、第3選択として鍼灸を使うことが多い
それは、体に栄養が無ければ病気は治せないということをいっています