鈴木です

今日のテーマは「血行」

鍼灸やマッサージ、整体の治療原則は血行改善

しかし、血行改善をしてはいけない人はいないのだろうか???

昨日きた妊婦さんは、上半身に湿疹が出て赤味やかゆみを伴う

アレルギー性の反応だ

しかし、明らかに熱が上半身にこもっている

病院ではステロイドや抗ヒスタミン薬が処方され、かゆみを押さえる目的である

熱がこもっているためか、つわりの症状も重い

体の状態を見ると目が充血し、顔が赤い、髪の毛の質が悪い、睡眠障害、皮膚の乾燥がある

ここまで熱がこもっているのはおかしい・・・

話を聞くと、からだを冷やさないようにしているという

この暑い季節でも、布団を二枚掛け、ショウガなどの体の温めることをしているという

東洋医学では、冷えていない、暑くもないのを健康としている

食材にも冷やす食べ物、温める食べ物があり、季節によって食するものも変わってくる

つまり、暑いときは冷やすことを、冷えているときは温めることをしなくてはいけないということである

また、ほてりやすい、冷えやすいも、人それぞれだから個々を判断しなくてはいけない

妊娠しても同じで、妊娠8カ月循環血液量が1.5倍~2.0倍増加する

しかし、この時増えるのは循環血球量ではなく、循環血漿量、つまり溶媒の方が増えるため、貧血となる

東洋医学では貧血は、ほてりを産み、熱がのぼる「陰虚」という状態を指す

この場合は脱水にも近い状態であるため、水分補給を積極的に行う必要がある

つまり、温めてはいけない

むしろ冷やさなくてはいけない

漢方薬局でも冷やすなと言われたそうです

体質や現状を踏まえたうえで、治療を行わなければいけない

この時期、陰虚傾向のある人は水分補給を行いましょう

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