今回のテーマは、東洋医学で考える「貧血」です。

ご妊娠されると赤ちゃんに栄養を送るため貧血になりやすくなります

病院での血液検査で異常と診断されなくても、
立ちくらみ、
動悸、
息切れ
など貧血の症状が出る事もあります。

東洋医学では貧血になるタイプをいくつかに分けて考えます。

①気虚タイプ
体力がなく、フラフラとした立ちくらみのような症状があります。
気が不足して栄養不良と代謝作用が落ちてしまうのです。
ですので、身体を温めて胃腸を整えてあげることが大切です。

 

②気滞タイプ
上半身ののぼせを伴うふらつきや片頭痛が特徴です。
この場合、ストレスが原因のことが多いのです。
足を温めて、頭を冷やしスッキリさせてあげるとリラックスできます。

③血虚タイプ
顔色が悪く、動悸をともなうタイプ。
このタイプは全身の血液が少ないタイプと運動や食事などで局所的に血が少なくなってしまうタイプとあります。
どちらの場合でも血を補ってくれる食事が大切です。

④お血タイプ
激しい頭痛と目がまわるような貧血で症状とがあります。
症状がちょっと重いですが一過性なことがほとんどです。
身体が不安定になりがちなので、身体を温め栄養をしっかりとりましょう、

⑤陰虚タイプ
症状が静かに出て静かに治まります。
ご妊娠中は体温が高いので水を消耗してしまい貧血になりやすくなります。
水分補給をしっかりすることで余分な水分は外にだし、
代謝をよくしていきましょう。

⑥痰湿タイプ

天気によって症状があらわれるタイプ。
特に湿度が高い日は要注意。
疲れや身体のコリが水分のめぐりを滞らせてしまうのです。
血を補うことと血行をよくすることで代謝をUPさせましょう。

病院では「異常なし!」であっても「なんだろう、この不調??」ということはご妊娠中はよくあることです。

妊婦に限らず、月経のある女性の99%は貧血であるとさえ言われています。
月経で毎月出血し、鉄分不足であることは理解できると思います。
女性は男性より多く、食事で鉄分を摂っているのでしょうか?
モリモリ肉を食べているでしょうか?
良く考えてみればそんなに食べてないかも・・・
貯蔵鉄であるフェリチンを多く使い、もうストックがないかもしれません。
不妊治療でも、妊娠中でも、鉄は絶対に必要です。
しっかり摂りましょう。

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銀のすず

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