関東も梅雨入り。
紫陽花の花も咲き乱れ、湿度の高い季節がやってきたのを感じます。
鈴木です。
週末は梅雨のない北海道へ行って参ります。
遊びではありません。
鍼灸の学会があって、そこに発表に行くのです。
さて、今日の題目は「サプリ」です。
妊活中の人でサプリを飲んでいない人はもはやいないかもしれません。
実際、サプリを毛嫌いしている専門家も少なくないかもしれません。
クオリティの問題もありますので、一概にすべて良いというわけではありませんが、一概にサプリなんて無駄だよという人にはご用心ください。
あまりにも知識がない、素人ですから。
さてサプリとはいったいなんでしょうか?
サプリは正式名、ダイエタリー・サプリメントといい、栄養補助食品として分類されています。
食事では取りきれない栄養を補うためのものをいいます。
サプリは食事の代用ではありませんのでサプリだけで完結することはできません。
なので、
いつも食事には気を使っているけど、どうしても必要な栄養素を取りきれない。
という場合にサポートとして摂取するものなのです。
ではしっかり食事をしていれば、サプリはいらないのか?
「毎日30品目の食事を食べているよ!」
だからサプリはいらないのか?
私のところに来る患者さまからもよく言われる言葉があります。
「昔の人はサプリを飲んでいなくても妊娠したのに何で私は飲まなくてはいけないの?サプリなんて無駄なものにお金は掛けたくない。」
おっしゃることは理解しますが、一度良く考える必要があります。
サプリが現代の妊活になぜ必要か?
- 食べ物に含まれる栄養素が明らかに昔より少ない
- 量を食べても取れる栄養素が限られる、もしくはほとんど含まれていないなどのケースがあります。
- 食べ物に含まれる毒素があまりに多い
- 農薬や放射能は言わずと知られていますが、ホルモン剤や遺伝子組み換えなど日本は特にひどい。良かれと思って食べたものが、実はカラダにとても良くない場合も。
- 妊娠年齢が遅い
- 昔は20代で妊娠している女性が多く、現代のような高齢ではない。妊娠・出産・育児には想像を絶するエネルギーを要するため、生命力の低下している状態では妊娠は難しい。
まだほかにもあるかもしれませんがこの辺で・・・
食事が基本であるのは当たり前ですが、今の世の中、栄養を取ることがどんなに大変なことかご理解いただけましたか?
だからこそサプリ(栄養補助食品)を取らねばならないのです。
ただし、サプリを選ぶときには注意が必要です。
より良い形(吸収率)を考え、より安全性(原料)を考えると、値段が高くなるということです。なので値段も選択のひとつとなります。
また実際に良いサプリを作ろうと思うと、とても材料費が高いのです。
たくさんの広告、CM、芸能人を使うのはよっぽど大きな会社か、よっぽど安い材料を使っているとしか考えられません。
「今なら1個買うと、もう1個プレゼント」なんてできるわけがない。
サプリを選ぶときは、信頼している人や病院からのご紹介にするべきでしょう。
広告などにだまされないでください。
続いて、サプリは薬の代わりになることはありません。
なので薬効を求めてはいけません。
「これを飲めば妊娠できる」
もちろん、そんなものがあるのなら私にもください。
私がみんなに配ります。
サプリを飲んだからこうなる!ということはないということです。
あくまで栄養補助食品です。
食事のサポートが役目です。
具体的に妊娠したい場合にはどういった成分を摂ればいいのでしょうか?
必要なサプリは個人差がありますので、羅列してみましょう。
・ヘム鉄
・葉酸
・亜鉛
・ビタミンD
・ビタミンC、ビタミンE
・ビタミンB類
さらにサプリの成分をしっかり吸収したければ、より良い腸内環境が必要です。
便秘や下痢などをしているようでは吸収率も悪くなるでしょう。
まずサプリを選ぶ前に、おなかの調子を整えましょう。
食物繊維や発酵食品、水分、おなかの運動など行いましょう。
サプリはあくまで食事や生活習慣などを補助し、健康増進に向けた商品であることを再度認識し、依存するのではなく、共存する関係性が重要です。
上手にサプリを取って、より良い体内環境を目指し、妊娠へ立ち向かっていきましょう。
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