鈴木です

先日、カンボジアより無事帰りました。
この旅で感じたことをブログでアップします。
私の価値観がどれほど変わった、また今後私にできること何か・・・

今回の参加者はAMATAK(永遠にという意味)カンボジアと共に生きる会の代表の後藤神父様率いる10名で参加した。

今回の旅は「観光」ではなく、あくまで「ボランティア」。
身の引き締まる思いで当日を迎えました。
参加者の方達とは説明会で一度会っているだけでしたので、良くわかりません。
私も自分のことをあまり話すのが好きではないため、特別自分の説明もせず集合して出発しました。
発展途上国ということで、もしかしたら役に立つかもしれないという想いで、鍼灸一式をもち旅立ちました。
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カンボジアには直通便がないため、バンコクでトランジットして、プノンペンへ。
結構長い時間がかかった。
腰が砕けそうになりながらも、参加者の中では若い世代なため、余分なことは言わないよう尽くした。
カンボジアにつくと、ラーさんという日本語がしゃべれるカンボジアの方が出向かえてくれた。
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意外と都会だなーと感心しつつ、これから何が待っているのかという不安と期待を持ち、この日はホテルに宿泊した
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次の日、トゥールスレン博物館に行く
ここは1975年から1979年に10499人(この数字に子供は含まれていない)が拷問を受けたそうです。
奇しくも私の生まれた年に始まった。
同い年の人たちも・・・。
ポル・ポト派による残虐な行為でいったいどれほどのむごい行為が行われたのだろうか・・・
この施設に入ってから鳥肌と頭痛が止まらない。
これ以上はいるのが怖くなりましたが、見ておかなくちゃいけません。
まず入り口で不思議な絵がある。
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これは「笑わないでください」という表記でした。

施設内に入ると
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拷問が実際に行われた部屋で、壁には拷問後の写真が貼ってある。
天井や床には血痕が生生しく残る。
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最後の部屋にはその当時、拷問を受けた人たちの顔写真、イラスト、拷問器具が展示されていた。
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ここで一番ショックだったイラストが・・・これです
遊びで子供を上に飛ばして、銃で打ち殺す
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銃の玉がもったいないから木に打ち付けて殺す
実際にまだこのイラストにある木は実在するそうです
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同じ人間でなぜこんなことができるのか・・・
同じ種族で残虐な行為をした国は世界の中でカンボジアだけだそうです。
しかし、この施設に入ってから、日本人の姿がない。
ヨーロッパ、中国、韓国に人たちは大勢いる。
ガイドさんに聞くと、日本人はほとんど来ないらしい。
なぜなら、「旅」でこんな暗いところには来たくないと思っているからだそうです
目を背けることなく、しっかり現実を見つめなければいけません。