こんにちは、鈴木です。
先ほど問い合わせがあったので、ブログで解説しときましょう
「漢方アロマと中医アロマ、普通のあろまはどう違うの?」
確かにネーミングをみるとあいまいですね
きっと区別がわからないと思います
では、説明していきましょう
この二つの名前を使っている人は、実は大勢います
しかし内容はまちまち
あるところでは
①漢方で使う植物から精油を抽出している人
②既存の精油を分類している人
に大別できるでしょう
①では、たとえばレンギョウやトウキという植物から精油を取り出し、中国医学の理論に当てはめるというもの
う~ん、私的にはこれはないかな
だって、内服しないから効果が違うから・・・
②では私たちも同じ
多くの人たちは、数年前に出た「スピリットとアロマ」という本の抜粋を使っていますね
私も買いました
熟読しましたし、本当に面白かった(ただ、なぜということは書かれていなかった)
この本を書いた先生はきっとさらに詳しい理論があると思います(本に情報として落とすのは大変ですから)
この本を書いた方の学校がイギリスにあるのですが、その学校で習っていた人と友達でいろいろ話をしたこともありますし、テキストも見せてもらいました
では、私たちの漢方アロマとは・・・
哲学、理論、診察、診断、治療、養生といった一連の流れが、東洋医学を駆使していること
精油の分類方法は、ざっくりというと
①植物の起源や発育の仕方、どういった土壌を好み、どのような栄養を欲し、どのような色や形、香り、肌触りをしていて、自然界とのかかわりに注目し、世界中の現地ではどのように信仰され、使われてきているか、という植物としての価値を見出すことにこだわりました
②精油中に含まれる科学的成分を知り、その関係性を追求する
③特殊な方法を用いて、漢方薬との適合性を見出す
(これはちょっと難しいですね・・・)
つまり、植物は違えど、効果が同じものってあるのです
④経験に基づく効果
まだほかにもありますが、こんな感じですべてスコア化して、統計を取りました
項目は数百にもおよび、調べるだけでも膨大な時間を費やしました
なんでも、はじめてというのは大変なものです
ハッキリ言って、同じことはしたくないぐらい、大変でした(今度精油辞典書きますよ)
ざっくり話すとこんな感じです
人それぞれ、心も、からだも、生い立ちも、生活習慣も違います
だからこそ、それが個性であると思っています
精油に、施術に合わせるのではなく、患者さまに精油や施術を合わせたい
そんな気持ちで作りました
違いはわかってもらえましたでしょうか