鈴木です

今日の仕事も無事終わり、片付けです

片付けをしているといつも、昔のものが出てきます

20代の頃、お世話になった先生たちとの写真

若かった・・・

今まで何人の師匠にであって来て、何を学んだか

ふと思い出す

20代の頃は、学校の中医学の先生

この先生には大変お世話になった

鍼灸師とは、鍼灸とは、中医学とは・・・そういった根本を学んだ

その後はテクニックを学ぶ中国の先生たち

先生のテクニックに惚れ、良くまねた

根気良く学び、先生までとはいかないが、ある程度のテクニックを盗むことができた

そして、診立てに関しては、かなりマニアックな日本の先生に学んだ

古典や手の使い方、指の運動方法(正直かなり苦労した)

さらに、鍼灸学生の時は美容の鍼を美容鍼灸のパイオニアの先生に(もう8年も前・・・)

そして、真髄は中国で・・・

良く考えると、多くの人に出会い、いろいろな経験をさせてもらった

私のかけがえのない人たちだ

人の成長はどんどん続く

さらに良き人との出会いがあり、日々進歩している

ここで漢方ネタ

中国には鍼灸の偉い先生たちがいる

その人たちは「老中医」といわれる

ある患者さまがいて、全員で脈診をすると全員不一致

だけど、処方は同じ

これが不思議で仕方なかった

脈診は感覚が必要だが、感じ方は人それぞれ

だから不一致でも仕方ないそうだ

しかし、治療方針はどんな診立てだろうが変わらないらしい

脈診を勉強するときは、基準を自分で作らなくてはいけない

私も、自分で色々な状況を作り、自分の脈を調べた

風邪をひいたとき、甘いものを食べた時、胃もたれしている時、けがをした時などなど・・・

自分を標本としてみることで、本当に合っているかどうかは分からないが、脈がだんだんわかるようになって来た気がする

道のりは遠いが、さらにどんどん経験を重ねていかないといけません

現状には満足せず、努力あるのみ!!!