春らしい季節です
さっきも銀行へ向かう途中で、ヨモギやナズナなどが銀座で力強く育っていました
鈴木です
こんなビルの中で、育つ雑草たち
温室育ちとは違いますね
それは人も同じかもしれません
ここで漢方ネタ
人はいったい何歳まで生きるのだろう
信長がこよなく愛した「敦盛」では、
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり一度生を得て成せぬ者はあるべきか」
という有名な言葉があり、寿命は50歳といっています
科学的には、120歳ぐらいが細胞分裂の限界であるといわれています
漢方医学でも100歳で、精神は肉体を離れると書かれています
では、昔の平均寿命を考えます
最古の平均寿命の記録は、古代ギリシャにあるそうです
この時代は、平均寿命19歳だって
俺の寿命も終わりを迎えてる・・・・・・・・・
その後、どんどん伸びるわけですが、19世紀にはなんと40歳
そして、20世紀に入ると70歳
たった100年足らずで、30歳も長生きできるようになったのです
科学の発達が私たちにもたらしたものは「安定」というものを生み出してくれました
住環境、医療など、本当に感謝しなくてはいけません
しかし、科学の発達が早すぎたのか、人のからだがついてこれません
科学の発展に伴う新しい病気を引き起こし、命をつなぐだけの医療
これは人として、生命としては不本意な気がします
元気で健康でいる人生、生活こそが私たち生命が望むものだと思います
だからこそ、養生の考え方が重要なのです