あっという間に夜になりました
鈴木です
施術はまだこれから入っていますが、休憩中にブログ書きます
これは、私が鍼灸の学生中に撮った写真
このころ、鍼灸を探求したくて、ただただ勉強に明け暮れていた時期でした
不思議なもので勉強しても勉強しても、学生だったため、教科書上の知識、誰かの治療効果の結果を効くことが精いっぱいだった
早く実践がしたいと、何か衝動的なものにかられていました
自分の母親に鍼をさしたとき、どうも手ごたえが悪い・・・
なんか変だな~???
しかも、母親は鍼が怖いといった・・・
鍼を刺そうとするとからだがこわばる
鍼の効果はきっと半減してしまうだろう
何か良い方法はないのか?
こうして、鍼灸以外にも目を向けていくきっかけとなった
ここで漢方ネタ
私が理想とする治療家は、「ある病気を専門に診れる」、「ある病気が得意だ」という専門家ではない
鍼灸だけ、漢方薬だけ、西洋医学だけ、アロマだけ、ホメオパシーだけという専門家にもなりたくない
それでは偏った知識だけで物を見ようとしてしまうから
しかし、なぜかすべてがバラバラ
数年前に、鍼灸の学生が就職を希望し、面接に来たときに聞いたことがある
「もし、患者さまが鍼が怖いといったら、どうする?」
すると、「それでも鍼が良いと思えば説得して鍼をする」という答えが返ってきた
が~ん
鍼灸にプライドを持つこととても重要だが、それは患者さまには関係ない
逆を言えば、鍼しか知らないからこんなことになるのではないか?
私たち治療家は、治療することが目的であり、結果を伴う
その人に合った施術をできるためにも、グローバルな知識を身につけておかないといけません
それは治療家に限ったことではなく、患者さまを診る時もそうだと思う
ただし、一つだれにも負けない知識と技術が軸にあることが必須ですよ!
「三因制宜」
季節、土地、人の3つに応じて物事の処理を行うことをいう
つまり、人には個性がある
それは患者さまだけでなく、治療家もまた同じである
その人に合った、その人に合わせた治療方法を心がけたい