本日は女性の健康のバロメーターである月経について。

月経とは

「子宮内膜から周期的かつ自発性にみとめられる出血」のことをいい、

周期は25~39日、持続期間は3~7日間が正常の範囲とされています。

月経期間が8日以上のものを過長月経

月経期間が2日以内のものを過短月経といいます。

女性の身体はとても敏感で環境の変化ストレスによって生理期間は大きく変化します。

月経期間の変化は身体からのサインですからいつもと違う生理であれば「疲れているのかな?」と
大事なお身体をケアが重要です。

続いて、月経周期の異常についてご紹介します。

月経周期の異常には

無月経・・・・・規則正しい月経周期を示していた女性の月経が3ヶ月以上停止したもの

稀発月経・・・・月経周期が39日以上に延長したもの

頻発月経・・・・月経周期が24日以内に短縮したもの

無排卵周期症・・一定の周期で月経は発来するが、排卵を伴わないものをいう。月経周期も不順なことが多い

の4つに大別されます。

月経は通常28日~30日の期間でおこるものですが、ストレスや不規則な生活、オーバーワークなどが続きますとたちまちバランスを崩して、月経周期が早くなったり遅くなったりすることがあります。

稀発月経の原因は、卵巣の働きが不十分で、ホルモンが順調に分泌されていないことが考えられます。

稀発月経でも排卵があれば妊娠・出産が可能ですが、無排卵周期になっている場合が多いこともあります。

稀発月経は冷え性の方やストレスの多い方、貧血ぎみの方、胃腸が弱い方に多い傾向があります。

身体はどちらかといえば冷えている方です。

頻発月経の原因は、卵巣の働きが落ちているか、ストレスによるホルモン分泌の乱れが考えられます。

黄体ホルモンの分泌が不十分で、排卵日から月経開始までの期間が短くなる黄体機能不全の場合もあります。

黄体ホルモンが不足すると、子宮内膜が十分に成熟しないため、妊娠しにくかったり、妊娠しても流産が起こりやすくなることもあります。

頻発月経は辛いものを過食したり、ストレスの多い方、体力の消耗した方に多い傾向があります。

身体はどちらかといえば熱い方です。

無月経は、閉経、早発閉経などが考えられます。

年齢や生まれ持ったものですので、月経周期の乱れを感じたら、早急に病院へ行きましょう。

 

以上のように、月経周期というのは妊娠のための大切なバロメーターになります。

体質的に月経周期が長かったり、短かったりしても正常に排卵されている方はいますので、あくまで基準としてお考えください。

気になる方は基礎体温を測ってみましょう。

もし月経期間の異常が長期間続くようであれば一度病院を受診なさるか、銀のすずでご相談ください!!!