鈴木です
昨晩、患者さまから嬉しい報告がありました
第2子不妊の方が妊娠しました
その報告を受けると、自分のことのように嬉しくなります
今日は、その患者さまで漢方ネタいきましょっ！！！
年齢40歳代
身長158ｃｍ
体重40ｋｇ
性格は明るく、温和
大きな総合病院で検査をしても検査データに異常はなし
体外受精を5回ほど
採卵をするものの、受精卵が育たず、胚盤胞までいかない
胚盤胞になったとしても着床しない
基礎体温は高温期が低め
他にも情報はたくさんありますが、省略です
この方の場合は、漢方医学で言う｢気血両虚｣｢気虚血瘀｣がみられました
ただやみくもに治療をしても時間がかかります
まずは、気血を補うのですが、鍼灸とアロマ、ハーブでします
同時に、鍼灸とマッサージで血行を良くします
施術後は体の重たさは消え、すっきりして帰ります
その血行が良いときに、アロマとハーブを体に入れていきます
自宅でも生理周期に合わせて、ハーブを飲んでもらいました
施術の間隔は2週間に1回のペースで、7回ほど
女性のからだは男性とは違い、常に動いているため、その時その時の状態を知る必要があります
妊娠したという報告はとても嬉しい瞬間です
ただ、当院に来院した人の約3割は、3回程度の施術であきらめます
病院の検査で異常が出ているのであれば、治療方法もありますが、そうでない不妊症は体質などが原因です
数十年間積み重ねた体質が、そうやすやすと変わるはずがない
だけど、人は持続が苦手・・・
｢継続は力なり｣
日本は、医療を受ける側が、｢病院（鍼灸も含む）に行くと治してくれる｣と思っている
しかし、それは大きな間違いだと気がついてほしい
自分の力で、克服していくのだから
私たち医療者は、手助けしかできないことを・・・
