そもそも東洋医学とは何でしょうか?

わかりやすいように現代(西洋)医学と比較して説明します。

たとえば腰痛で整形外科を受診するとします。
まず問診をしてCTやレントゲンを撮ります。
その後、医者からレントゲンやCTの結果を説明されます。

現代(西洋)医学は腰痛だったら腰だけに着目します。

東洋医学の場合はどうでしょうか?

東洋医学では、腰痛が主訴で受診したにもかかわらず、お腹を診たり、を診たり、までとって全身のありとあらゆる情報を収集します。
東洋医学では腰の痛みがどのような因果関係で起こっているか、さらに腰以外の悪いところから腰痛になっているのではないかと身体全体を見て診断をしていきます。

東洋医学は全身を見て、現代(西洋)医学は問題が起こっている局所を見るという感じです。

次はについて。

 まずとは!!

エネルギーみたいなものです。
正直、見えもしません。

東洋医学の考え方では、気は物質であり、消耗したり補充したりすることができます。

東洋医学では気を物質として考え、呼吸や食事によって補えます。

また両親から受け継ぎ、子孫に伝えられていくものを先天の精気といい、生命力を表します。

この生命力が生まれ持ち、その後の生活に大きく影響する「体質」のようなものです。

次にですが、わたしたちの身体の中を流れている血液と似ていますが考え方に違いがあるので全く同じということではありません。

血は全身を栄養し、精神活動を支えます。

私たちは皮膚や髪の毛、筋肉や内臓まで血で栄養されております。
この点は、同じですね。

違いは、精神活動です。
血が不足すると不眠や不安感に悩まされたりします。

次にとは津液とも呼ばれます。

水(津液)は、人体を潤す水液の総称です。

尿や汗、唾液、胃液、涙などが含まれます。

津液)はお食事から得る栄養素から五臓、そしての働きによって作られます。

基本が気となるため、まずは気の充足がカギとなります。

両親から唯一受け継ぐものがDNAと言われていますが、その中には気、先天の精気も含まれ、その子の人生を左右させます。

生まれてくる子供のために、妊活中、妊娠中にパパ、ママの気の状態を作り上げていくことをお勧めいたします。

しっかり食事を摂りましょう。

また気を補う方法はお食事以外にもあります。

それは針灸治療です。

針灸は五臓六腑を元気にしてくれます。

食事と鍼灸、ぜひお試しください。