妊娠が経過するとともに起こる貧血!!!
多くの方が、経験していることと思います。
鉄剤を処方されている妊婦さんもたくさんいらっしゃいます。
妊娠中は血液量が1.5倍くらい増えるんです。
新しい血管もできますし、赤ちゃんを栄養しなくてはいけませんからどうしても増えてきます。
増えているのになぜ、貧血になるのでしょうか?
それは、増加するのが主に血漿成分だからです。
要は水分のほうが増えているだけなんです。
水分に溶けている栄養素や赤血球などの血球成分はあまり増えていないのです。
赤ちゃんへ届ける酸素は赤血球、栄養素はタンパク質が運ぶので運び屋さんが全然増えていない!というわけですね。
では妊娠中の貧血とうまく付き合っていくにはどうすれば良いでしょうか?
食事を頑張ることが第一です。
鉄分補給にはどのような食材を摂取すればよいのでしょうか?
食品に含まれる鉄は、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。
ヘム鉄:肉、魚に多く含まれていて吸収率が高いので動物性鉄分と言われています
非ヘム鉄:野菜や穀類や海藻類に多く含まれており、吸収率が低く、植物性鉄分と言われています
それでも吸収率は、ヘム鉄が10~20%、非ヘム鉄が1~6%程度です。
野菜を多く食べる日本人は食事から摂取する鉄分の85%以上が非ヘム鉄といわれています。
非ヘム鉄は、ビタミンCやタンパク質と同時に摂取すると吸収率が上がります。
ある人はこういいます。
妊婦さんは吸収率のよい動物性鉄分の過剰摂取は胎児に悪影響を与えてしまう可能性があると・・・。
それはかなりの誤解です。
きっと動物性に含まれるビタミンAの過剰を言いたいのだと思いますが。
どんだけ食べれば過剰摂取になるか考えれば途方もない量です。
毎日数キロの肉を食べたら過剰になるかもしれません。
私も毎日肉を食べますが、頑張っていても500gが限界です。
なので安心して動物性食品を摂りましょう。
もし食事で無理ならば、サプリで鉄分を摂ってはいかがでしょうか?
非ヘム鉄は吸収率を考えて論外として、ヘム鉄もいうほど吸収率が良くありません。
そこで最近は非ヘムでも、ヘムでもないキレート鉄が良いと言われているのです。
キレートは吸収しやすいように作られているので、大量の肉や野菜を摂らなくてもいいのです。
我が家でも、女性陣はキレート鉄飲んでいます!!!
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