鈴木です
さて、今回は「質」について書こうと思います。
実際、治療院を構えて14年目。
質にもいろいろあるが、質とは一体何だろう?
実際、質について調べてみた。
質量・音質・均質・硬質・材質・実質・水質・等質・特質・品質・物質・変質・本質・木質・良質・気質・資質・性質・素質・体質・美質・麗質など挙げればきりがない。
辞典によると、ものを成り立たせている中身、生まれつきの性質などを表すそうだが漠然としていてよくわからない。
さらに調べるとある辞典にはこう書かれていた。
「そのものの良否・粗密・傾向などを決めることになる性質」。
ある商品を購入しようとネットサーフしていると、「高品質」という言葉をよく見かける。
一体基準は何だろう。
値段と見合う場合もあれば、まったくと言っていいほど見合わないケースもある。
私はわがままだから、良い品質のものを、適切な値段で買いたいと思っているので、口コミをみる。
するとどんなに良いものでも賛否両論がある。
ある人は「素晴らしい」という、ある人は「まあまあ普通」、「良くない」と書いてある。
ここまで同じものに評価が違うというのは、もしかすると価値観の違いではないのか・・・。
そう思ってさらに調べてみると、ウィキペディアに
「非常に広範な概念を含む語であり、一概に定義づけることは難しいが、おおよそ、提供される製品やサービスについて、買い手側である顧客(消費者)が求める特性との合致度と考えられる(合致度が高ければ品質が高いといわれる)」
こうなっては全員一致は必要なく、多数決の原理で優劣が決まるというわけですね。
私たちの治療院でも、質の高い空間作りに取り組んできた。
その質は、私たち目線のものであり、その質を押しつけられる側のことも考えなくてはならないのではないだろうか。
例えば、施術の前後で出されるお茶は私たちは良かれと思って誰にでも安心して飲めるハーブティを出しているが、実はコーヒーやコーラがいいと思っている人もいるのかもしれない、むしろ、何も出さなくてもいいと思っている人もいるかもしれない。
個室じゃなくても、カーテンでもいいと思っているかもしれない。
値段が安い方がいいと思っている人もいるかもしれない。
鍼灸マッサージは胡散臭いから施術者は清潔感にこだわる必要性はなく、むしろ仙人みたいな人がいいと思っている人もいるかもしれない。
〇〇病院ではフレンチが食べられる、子供を長い時間預かってくれる、無痛分娩してくれる、3時のおやつがある、ホテル並みのサービスを受けられるなど高級志向な病院がある。
その病院をこよなく愛する人たちは多い。
しかし、逆にその病院に対して、そこまでのサービスを求めていない、そんなことをするなら出産費用を安くしろ、などという人もいる。
まあ、例を挙げればきりがない。
この世は陰と陽の2つに分けることができると東洋医学では説いている。
すべての人に合わせていくのは、至極困難なことで、いやむしろ不可能だろう。
そうなると、平均的が最も好まれるということなのでしょうか?
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