ほてりについて!!!
妊婦さんはほてりを感じる方が多くいらっしゃいます。
顔、手、足、はたまた全身。
何故こんなにほてるのか、東洋医学的に考えてみましょう。
まず一番に感じるかと思うのは顔のほてり
妊娠すると、気が乱れます。
乱れるというのは、「大幅に増える」と考えてもらえれば良いと思います。
気は、軽やかで、上に上に上昇しようとする性質を持ちます。
まさに、軽い空気のようなものです。
気は温かい性質を持つので、温かい気が人体の最上部に向かっていくのは必然です。
お腹の赤ちゃんはまさに、エネルギーの塊、気の塊ですので、そこから発生した温かい気が上に上がってきても不思議ではありません。
もちろん、赤ちゃんのいるお腹はポカポカなのも想像つきますね。
手足のほてりはちょっと仕組みが異なります。
妊娠すると、赤ちゃんの周りには気が溢れ、そして血もまた溢れます。
妊娠して、すぐに血液量が増えればよいのですが、急には増えず、末端にある手足の血を引っ張ってきます。
すると手足は血が不足し、ほてります。(血は体を潤す、気は体を温める)
もちろん、しばらくすると血がない場所は気も行かなくなるので冷えてきます。