鈴木です

今日は往診で、牛トロフレークなるものを食べさせてもらった

ミンチになった牛肉の生をアツアツのご飯に入れるというシンプルなものだった

牛肉がご飯にとろけて美味しすぎ~~~~る

これは「買う価値あり」

とその前に自分で作ってみよう!!!

ちょうど家にA5クラスの牛肉の冷凍があったので、解凍せずに包丁で刻んでみた
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それをご飯にかけた・・・
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あ~~~~~うまい!!!

買わなくても自分で作った今日のご飯でした

ここで漢方ネタ

最近あまり漢方の話をしていないので今日は本格的漢方ネタ
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みなさんは、漢方薬飲んだことありますか???

漢方を処方するにはあるルールがあります

それは君、臣、佐、使というブレンド方法を用います

「君」は王様や天皇を表し、つまり一番偉い人、薬においても「君薬」は治療の中心となるものを指します

「臣」は大臣を表し、つまり王様の次に偉い人、薬においても「臣薬」は君薬を助け、強化するものを指します

「佐」は警察などの役人を表し、つまり悪い者から王様や大臣を守る人、薬においても「佐薬」は君薬、臣薬の毒素を消したり、副作用を調和するものを指します

「使」は運び屋さんで、使いパシリを表し、王様や大臣、役人に頼まれて荷物を運ぶ人、薬においても「使薬」は薬の効果を必要なところ(病気のところ)に運ぶ働きを指します

この4つのブレンドがあって始めて漢方薬として意味を成します

ここで一つ例をあげてみましょう

代表的な漢方薬「葛根湯」

これには葛根、麻黄、桂枝、白芍、生姜、大棗、炙甘草が入っています

ではそれぞれの働きを見てみましょう

君薬:葛根(発汗解肌)
臣薬:麻黄・桂枝(発汗解表
佐薬:白芍・生姜・大棗(養血)
使薬:炙甘草(薬性緩和)

これをですね、本場中国の漢方医は量を加減するのです

みんなに同じ葛根湯はないのです