今日から6月

あ~という間に、早いですね

6月は別名、水無月といいます

名前の由来は、梅雨が明けて水が枯れてなくなる月とか、

逆に田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」

という説があります

水無月そのものは、旧暦の6月を指すため、新暦だと6月下旬から8月上旬をいいます

旧暦は、太陰暦とか、太陰太陽暦などと名前があり、月の満ち欠けの周期を1か月とする数え方です

この計算方法だと、一年間は354.36705日となるため、うるう月で調節して365日としたそうです

昔の人は、地道な天体観察からよくぞ、現代科学と同じような数字を叩き出せたな~と感心しています

ここで漢方ネタ

6月の誕生花といえば、「牡丹」

別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」

なんだか豪勢な名前が付いています

牡丹は昔の中国の国花でした

漢方薬としても牡丹皮は、炎症を抑え 血行改善があります

そのほか、多くの詩、俳句などで詠まれています

そして、私の故郷館山の周辺は、「南総里見八犬伝」が有名で、

牡丹が獅子の力を押さえ込む霊力があることに着目して、牡丹紋を八犬士の象徴とした

とされています