今朝の患者様が興味深い話をしていました

近頃の若い人は・・・

年配の方が使うフレーズだ・・・

会社を経営している方で、入社を希望している人が面接に来たそうです

会社側は採用を決めて、合格を連絡したところ、入社を迷っている・・・

そういった返事だった

自分から会社を調べて、面接に来ているのに、結局何も知らずにきたわけです

2週間ほど返事を待ってほしいといい、電話をするという

だが連絡が無い、連絡がつかない

近頃の若い人はいい加減だと憤っていた

そういえば、私のところでも、若い施術者を入れたところ、3日と持たなかった

我慢をすることを知らない、耐えることを知らない

仕事とは簡単にできるものではない

そして何事も継続しなければならない

もっと大事なこと

動くこと!!!

考えていることは、何もしていないことと同じだから

人を育ているのは大変だ

自分がたくさんいれば、何の問題も無い

しかし、組織として成り立たせるには、人が必要です

組織とは人が肝腎です

ここで漢方ネタ

肝心という言葉、肝腎ともいいます

さてどういった意味が・・・、どっちが正しいか・・・

本来は「肝腎」だったそうです

しかし、「腎」という字は常用漢字には無く、「肝心」に変わったそうです

「朝日新聞の用語の手引」によると、「肝心」に統一する旨が記されています

とりわけてたいせつな箇所、心に深く感じること、肝に銘じること、感心、感銘という意味だそうです

ある一説では、肝、腎、腰(月に要)で「かんじんかなめ」だそうです

確かに、漢方医学では「腎」は生命活動の根本をあらわし、生命誕生から没するまで、腎と深い関係があります

腎機能の悪い方は透析をしますよね

透析をしないと、血液がろ過されず、有害物質がからだをめぐり、生命が危険にさらされます

人の死は、腎臓が停止したとき、心臓が止まるとも言われています