鈴木です
今、今日最後の患者さまが終わりました
今日もたくさん仕事させてもらいました
いつも普通に使っている私の「鍼」
実はこの鍼にはとても思い入れがあります
この鍼、オーダーメイドなんです
開業前にどの鍼を使おうか、何種類も試した結果、自分に合う鍼がありませんでした
有名メーカーもありましたが、どうも気が合わない
柔らかすぎたり、鍼先が鋭すぎたり、握りにくかったり・・・
だったら作ろう!
そんな感じでした
この鍼は、どの筋肉をさしているか絶妙に判断できて、鍼を通して「気」を送り出せるのです
ここで漢方ネタ
鍼治療とは、鍼を使って患者さまのからだに気を入れていく、そして悪い気を外へ出すことを目的としています
だからこそ、経絡といわれる川の流れや、関所のようなツボをはずしてはいけないのです
まあ、血管に流れている血液で、悪い血液を出して、良い血液を入れるような感じです
その点、指圧やあんまなどは、経絡やツボに停滞しているものを流すことを目的としています
すぐにからだからは出て行かず、めぐりめぐって尿や汗などがでる穴から外へ出すか、呼吸として出していきます
こうして、鍼は効いていきます
ただし、目には見えません
何度も言うように、科学でこれを証明することはできません
ただ、科学で測定できないだけで、気は実在する物質です