絶対にブログに書こうと思って忘れてた
私の尊敬する医師から聞いた言葉です
「医者には5つの者がある」
これを聞いて何を連想しますか?
私は鍼灸師ですが、医者と同じような志をもたなくてはいけないと思っています
その答えは
①学者
②教育者
③役者
④芸者
⑤易者
です
医学進歩のため、勉学に励む
医術を志す者、若い医術者を教育していかなくてはいけない
患者さまやその家族の前では、自分はいらない、相手が望むものを与えなくてはいけない
かゆい所に手が届く、気配りができる、そんな細やかな医術を行わなくてはいけない
その人、その事象だけでなく、その人の生活環境などすべてを理解しなくてはいけない
そう解釈しています
勉強しない、本も読まない鍼灸師が多い!
元の職場のスタッフも・・・
漢方医学にとどまらず、伝統医学とは伝承によって伝えられてきた
そして、科学のない時代に自然現象や人体実験によって情報を収集し、還元する
また、伝統医学やヒポクラテスなども「占い」による医術を実践していた
そこには、自然現象も大切な情報として扱っていました
私たちのもつ五感を研ぎすかせ、さらに第六感である直感を働かせていたのでしょう
この第六感とは、東洋医学でいう「気」が当てはまるでしょう
気配り、気使い、気持ち、気分、気に入る・・・
実に多くの「気」という言葉を使っていますね
私たちは、知らないうちに気を意識しているのでしょう
私たち、施術者はいつもこの「気」を大事にして取り組まなくてはいけません