本日はリステリア菌のお話ですリステリア菌って・・・何
という方もいらっしゃると思います

リステリア菌とは何?母体の症状は?

リステリア菌は食中毒の一種の細菌で、日本でのリステリアの感染確率は低いです

食中毒は細菌性のものとウイルス性があり、
細菌性の食中毒は梅雨など高温多湿となる夏場に多く発生します
ウイルス性の食中毒は(ノロウイルスなど)冬場に多く発生します

どの食中毒もこわく、対策・予防をしなくてはなりませんが
妊娠中は特にリステリア菌には要注意です

健康な成人であれば、無症状のまま、おさまっていくこともしばしば見受けられるのですが、
妊婦の場合は成人と比べて20倍感受性が高くなるといわれています

この食中毒にかかると、潜伏期間は
24時間から91日間(おおむね3週間程度)と広範囲
症状は、38~39℃の発熱、頭痛、
筋肉痛や関節痛といった
インフルエンザ様の症状が出ることが多く、
また、腹痛や腰部痛も見られることがあります

治療方法は、厚生物質が使われます妊娠中にリステリア症に感染した場合、
早期の段階で抗生物質を使用すれば胎児への感染を防ぐことができます

 

胎児に影響は??

妊婦がこの食中毒にかかると母体が無症状や症状が軽かったとしても、
胎盤を通してそのまま胎児も感染してしまい胎児には強い影響があらわれて、
流産や死産、早産となる場合があります

また新生児の感染は出生前に子宮内感染、もしくは出産のときに膣内で感染することがあり、
新生児の髄膜炎や脳炎、敗血症が起こることがあります
感染した胎児や新生児の致死率は20~30%といわれています。

予防方法

ナチュラルチーズや食肉加工品(生ハムなど)、スモークサーモンは
報告が上がっていますので、避けた方が良い食べ物となります

*ソフトチーズ
(例えば、フェタチーズ、ブリーチーズ、カマンベールチーズ、ロクフォーチーズ、メキシカンスタイルチーズ等)は避けること

プロセスチーズ、クリームチーズ、コッテイジチーズやヨーグルトは、避ける必要はありません
ハードチーズについては、2001年12月に、日本でも、輸入されたリンドレスゴーダチーズからリステリアが
検出されたことがありますのでやはり避けた方が良いでしょう

 

  • 上記で上げた生ハムやナチュラルチーズは食べないこと
  • 生野菜はよく洗うこと
  • 保存していたものはしっかりと加熱すること
  • 生の肉や生の魚を触ったらよく手を洗うこと
    また、生ものを切ったりした調理器具もしっかりと洗うこと
  • 生肉などを切った後に、そのまま野菜などを切らないこと
    肉類を切った包丁やまな板は、使用せずに洗うこと     などが予防策となります

 

リステリア菌は、寒さに強く、冷凍庫保存していても
死滅しませんし、-4℃の状況でも少しずつ増殖していきます

ですので、冷蔵庫4℃程度のところでも、
少しずつですが増殖を繰り返しますので、
冷蔵庫で保存しているからと過信せずに
長期保存は避けるようにしましょう

リステリア菌は熱に弱いため、
何においても一度加熱してしまえば、
殺菌されるため、食中毒の予防ができます

ただし、中心部分が74℃以上で15秒以上加熱してください

 

これから梅雨になり夏になりと・・・食中毒にさらに要注意しなくてはいけない季節です
しっかりと気を付けながら今から夏バテしないお身体作りをしていきましょう

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