鈴木です
先日、ある人から「運」の話を聞きました
その人のいう「運」には、自分と相性の良い人、悪い人との関わりが必要だそうです
これは「悪人」と言うことではなく、自分と合わないということです
誰もが経験したことがあるとは思います
気が合わないとか、何か気持ち悪い、話がかみ合わないなどなど・・・
そういった意味での相性です
本当に合っているのかわかりません
ただし、仕事上の付き合いでは相性の悪い人とは仕事をしたくはありません
不思議とあまり関わりのない人とは、顔を合わせても覚えていません
というか覚えられません
それはきっと「気がない」からかもしれません
施術においてカウンセリングが重要であることは何度も書いています
つまり、お互いの存在を確かめあう場でもあります
先程患者さまとお話していて、こんな面白い話がありました
「私はよく旅行に行くとマッサージを受ける。私は弱いマッサージが好きだけど、大丈夫ですかときかれると大丈夫ですと答えてしまう」
この会話ではいくつかの問題があります
1.そもそも、施術者は患者さまのからだが求めている強さを知り、それを実践できる力を持つこと
気の交流が出来ていない人ほど、強弱を聞きたがる
2.「大丈夫ですか」と聞かれたら「大丈夫です」と答えてしまうのが心情です
だから、「もっと強くできますがどうなさいますか」と質問されると、「もう少し弱めで」とか、「もっと強く」と答えられる
実をいうと、私も旅行先では必ずマッサージを受けます
あれば、鍼灸も受けます
してもらいたい気持ちと勉強という気持ちで・・・
かなり弱めが好きで、過去99%揉み返しが来ます
でも、男性・女性マッサージさんは「そこにあるコリ」に真剣に向き合います
だからこその揉み返しなのでしょう
施術者のちょっとした心遣いがあれば、患者様の満足度はさらに高まることでしょう
当院は妊産婦を専門に扱っているので、この「気の交流」には全力をあげて取り組んでいます
ちなみに私はスタッフから「院長は何も言わなくてもつらい場所がわかり、そして望どおりの力で刺激してくれる」といわれています
しか~し、それは施術者として当たり前なんだよ!
みんなもがんばれ!
銀のすずではデリケートな妊娠期間を精一杯サポートしていきます