鈴木です

施術の合間に・・・

今日の患者様が不妊治療を病院で受けているのですが・・・

注射と服薬でコントロールして、卵胞の大きさチェック!!!

それで排卵のタイミングを取ります

それを続けて半年

なかなか妊娠しないので、病院を変えてみることにしました

超音波で検査すると「卵巣嚢腫」がありますね

大きさ的には問題なさそうです

この日は生理周期でいえば高温期

あれ・・・?

そう、今までの病院では「卵胞と卵巣嚢腫を見誤っていた」のです

薬で大きくなっておらず、排卵もすることがない卵巣嚢腫にタイミングを合わせ子作りしていたのです

びっくりしましたと同時に呆れます

いったい何のための薬???

でも、こんなことは良くあります

だって所詮、肉眼で判断するのだから

最近、医療業界ではエビデンス、医学的根拠が叫ばれますが、実は根拠なんてないんじゃないかな?

たとえば、「がん」

ある有名病院の子宮がん検診ではクラスⅣ(早期のがんが考えられる)

手術を勧められた(これから妊娠したいと思っていた)

不安になった患者様は違う病院を探し求めた

するとそちらではクラスⅠ(正常)

この違いは分かりますか???

おそらくどちらが正しいかなんてわからない

摘出してみないとわからない

レントゲンや超音波、血液検査などどれをとっても映したり、測定するだけ

最終的には人間が判断を下します

人間はコンピュータと違って感性があるため、常に同じ判断が出来るとも限らないのです

それを、私たちは経験といったり、知識といいます

それをもってエビデンスというのはおかしな感じです